梶テストリサーチ
株式会社ＫＴＲでは、品質試験・性能評価以外にも、
エコマークの申請・モニター・耐久試験等、開発業務支援も行っています。

今回は、マイクロスコープについて書かせていただきます。
マイクロスコープは、カメラを通してモニターで観察できる装置です。
マイクロスコープを使用する上で、下記のようなメリットがあります。

1. カメラ部分が取り外すことが出来ますので、観察したい物に対して、色々な角度から見ることが出来ます。
2. 被写界の深度が深いので、１点だけにピントが合うのではなく、ある程度の凹凸であれば、全体的にピントが合い、観察がしやすい。
3. 対象物がモニターに映し出されるため、使用者以外の者でも同時に観察出来る。
4. 画面上での寸法や面積の測定等が可能。

使用用途としては、研究分野はもちろんのこと、歯科での治療や、ヘッドスパでの頭皮等多岐にわたります。
最近では、携帯電話に取り付けることが出来るものもあります。
普段接している物でも、マイクロスコープで観察してみると、思わぬ構造になっている場合があります。
今回は、身近なものをマイクロスコープにて、約４５倍に拡大しましたので、画像を添付してみます。硬貨とお札のみ、４５倍のみだと何処の箇所かわからないので、７倍の拡大図も載せております。

 

（マイクロスコープ）

携帯電話の液晶

 

反射板

 

ティッシュ

 

新聞紙

 

コピー用紙

 

板紙

 

カレンダー

 

コーヒーフィルター

 

ボールペン先端

 

カッター刃

 

ホッチキスの針

 

クラフトテープ

 

コルク

 

不織布

 

金属やすり

 

紙やすり

 

輪ゴム

 

メラミンスポンジ

 

パフ

 

スポンジ

 

絆創膏

 

ファイル梨地

 

印刷　白黒

 

印刷　カラー

 

チャック付き保存袋（凹）断面

 

チャック付き保存袋（凸）断面

 

マジックテープ片側　断面

 

マジックテープもう片側　断面

 

五百円硬貨　約７倍

 

五百円硬貨　約４５倍

 

一万円札　約７倍

 

一万円札　約４５倍

 

製品には、目視ではわからない細部にまで、技術が施されており関心させられます。
倍率を変えることによって、見える技術は異なります。
今度は、倍率を変えて違った技術を撮影してみたいと思います。