EN71-3:1994(ISO8124-3:2010)の溶出試験を行い、アンチモン・ヒ素・バリウム・カドミウム・クロム・鉛・水銀・セレンの8元素を分析します。
EN71-3:2013の溶出試験を行い、アルミニウム・アンチモン・ヒ素・バリウム・ホウ素・カドミウム・3価クロム・6価クロム・コバルト・銅・鉛・マンガン・水銀・ニッケル・セレン・ストロンチウム・スズ・有機スズ・亜鉛の17元素(19項目)を分析します。
蛍光X線分析装置にて、カドミウム・鉛・水銀・臭素・クロムの含有をスクリーニング分析します。
蛍光X線の場合、クロムは総クロムで検出されますので、RoHSで対象とされる6価クロム以外も含まれることになります。
総クロムでRoHS基準の1000ppm以下であれば特に問題がありませんが、1000ppmを超えた場合、6価クロムのみを分析しなおす必要があります。
臭素についても同じで、総臭素が検出され、対象となるPBB、PBDE以外も含まれています。
臭素も1000ppmを超えた場合は、分析をしなおす必要があります。
検出下限値は全項目50ppmですが、統計誤差(3σ)が加算されます。
蛍光X線分析で、カドミウムの値が3σを加算してRoHS基準値の100ppmを超えて検出された場合にこの精密分析を行います。精度を高めて基準値以下か確認するためです。
蛍光X線分析で、鉛の値が3σを加算してRoHS基準値の1000ppmを超えて検出された場合にこの分析を行います。精度を高めて基準値以下か確認するためです。
蛍光X線分析で、鉛の値が3σを加算してRoHS基準値の1000ppmを超えて検出された場合にこの分析を行います。精度を高めて基準値以下か確認するためです。
蛍光X線分析で、総クロムが3σを加算してRoHS基準値の1000ppmを超えて検出された場合にこの分析を行います。精度を高めて基準値以下か確認するためです。
蛍光X線分析で、総臭素が3σを加算してRoHS基準値の1000ppmを超えて検出された場合にこの分析を行います。精度を高めて基準値以下か確認するためです。
ガスクロマトグラフ質量分析(GC-MS)法で、フタル酸ジ-ブチル(DBP)・フタル酸ブチルベンジル(BBP)・フタル酸ジ-(2-エチルヘキシル)(DEHP)・フタル酸ジ-n-オクチル(DNOP)・フタル酸ジ-イソノニル(DINP)・フタル酸ジ-イソデシル(DIDP)を測定します。
JIS A 1901(小型チェンバー法)に準拠して、ホルムアルデヒド・アセトアルデヒド・トルエン・キシレン・P-ジクロロベンゼン・エチルベンゼン・スチレン・テトラデカン・ノナナール・フタル酸ジ-n-ブチル・フタル酸ジ-2-エチルヘキシル・クロルピリホス・ダイアジノン・フェノブカルブ・TVOC(トルエン換算)を測定します。
ヘッドスペース法により、成分を発生させ、ガスクロマトグラフ質量分析(GC-MS)法により、成分分析を測定します。
※メタン(沸点:-164℃)からn-ヘキサデカン(沸点:280℃)の溶出範囲の成分を対象とします。