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今回は非常になじみのある「きのこ」について書きます。
キノコは日本では一般的によく食べられる食品で身近な物です。
(1) キノコ(Fungi:ファンギー)
キノコは菌類の仲間です。
菌類の内で、比較的大型の子実体(しじつたい)を持ったものを言うそうです。
キノコは俗称で正確な種類を表しているわけではありません。
キノコと違って、子実体を作らない菌類はカビと言われます。
子実体(しじつたい)を作り、それを通常キノコといい、食用にすることがありますが、有毒な物もあります。
キノコの代表的なものは、シイタケ、松茸、マッシュルームなどがある。
(シイタケ)
(2) 子実体(しじつたい)
菌類の菌糸が集まり、ときには変化が起こって、胞子、子嚢、担子基などを生じる器官となったものです。
これをキノコと呼んでいます。
キノコを作る菌の本体は土の中や落ち葉、材木の中に伸び広がる菌糸体であって、いわゆる外形としてとらえたキノコだけで生きているのではありません。
(3) 食用キノコ
食用とされる菌類の子実体(しじつたい)のことである。
子実体が肉眼的な大きさに成長した物が、いわゆるキノコと呼ばれるものです。
食用か否かは、人間にとっての毒物が含まれているかどうかである。
食用になる物は、キノコ全体の10%以下であろうと言われています。
人間が食べるさまざまなキノコのごく一部のみが、商業的に栽培、市販されています。
(ブナシメジ)
(4) 木の子(きのこ)
キノコは「木+の+子」と語源的に分析できるそうです。
茸(きのこ)と漢字で書かれます。
通常、傘状になる物を指すことが多い。
しかし、子実体を作る物はすべてキノコである。
(5) 菌糸(きんし)
菌類の体を構成する、糸状の構造の事です。
管状の細胞列で、体外に分泌する酵素で有機物を分解吸収することで成長し、胞子を作り繁殖を繰り返す。
キノコの本体です。
(マッシュルーム)
(6) 菌類(きんるい)
細胞が糸状に連なった菌糸や、酵母のような単細胞からなる生物です。
キノコやカビ、酵母などが含まれ、「細菌」と区別するため「真菌」とも呼ばれます。
自然界で動物の死骸や植物を分解するなどの役割があります。
(7) カビ
カビとは菌類の一部の姿を指す言葉です。
子実体(しじつたい)を形成しない、糸状菌の姿を持つ、菌糸からなる体を持つ菌類のことです。
多くの場合、生物の劣化や腐敗を起こし、独特の臭気を発します。
チーズなどに一部のカビが付き、タンパク質をアミノ酸に分解することにより風味をだします。
日本では、発酵により日本酒、醤油、味噌などニホンコウジカビで作られています。
また、ペニシリンはアオカビの分泌物から作られ、梅毒、淋病、破傷風、などの感染症の特効薬として用いられています。
(8) まとめ
キノコはカビと同じとはびっくりしました。
どちらも菌類だそうです。
菌類は害もありますが、非常に有用なものであることが分かりました。
土壌を調べて有用な菌類を探すことが多く行われているそうです。
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