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第114回目

第114回「乳酸菌」について

今回は乳酸菌について書きたいと思います。

(1) 乳酸菌とは

代謝(生体反応)により乳酸(C3H6O3 :CH3CH(OH)COOH)を生産する細菌類です。
炭水化物を分解して、乳酸を生産する微生物の総称です。
(3大栄養素の1つ)
     炭水化合物、タンパク質、脂質の3つ
     炭水化合物はご飯、パン、麺類など主食に多く含まれる。
乳酸は、常温で粘りけのある液体です。
水、アルコールによく溶けます。水溶液は酸性を示します。

 

(2) 細菌とは

目で見ることは出来ない小さな生物です。
1つの細胞しかないので単細胞生物と呼ばれます。
細菌は栄養源さえあれば、自分と同じ細菌を複製して増えていくことができます。
人の体に侵入して病気を起こす有害な細菌もいれば、納豆菌や乳酸菌のように人に有用な細菌もいます。

 

(3) 乳酸菌はどんな食品に含まれるか

味噌、醤油、お酢、ぬかずけ、キムチ、納豆、チーズなどの発酵食品には豊富に含まれています。
日本人は、味噌をよく食べますし、納豆もよく食べるので乳酸菌は毎日の食事でとっています。


(発酵食品、醤油)

 

(4) 発酵食品

発酵食品とは、乳酸菌や麹菌(こうじきん)などの微生物によって食品の持つタンパク質や糖などが分解されて、また別の食品に変化したものを言います。
食品が腐敗することと同じですが、「発酵」と「腐敗」の大きな違いは食べられる物か食べられない物との違いです。
人間にとって有益か有害かの違いです。

 

(5) 乳酸菌入り製品

最近は乳酸菌入りの製品が増えてきてます。
乳酸菌入り青汁、乳酸菌入りチョコレート、乳酸菌入りパン、乳酸菌入りインスタントラーメン、
乳酸菌入りとんがりコーン、 乳酸菌入りパンなどどんどん種類が増えてきてます。

   
 (乳酸菌入り錠剤)               (乳酸菌入り錠剤)

乳酸菌入り健康サプリメントも増えてきました。
私は風邪を引きやすい体質だったので、何年もアレルケアを飲んでます。
確実な効果は分かりませんが、すこし改善されたように感じます。

 

(6) 乳酸菌の種類

乳酸菌は糖から乳酸を作る菌の総称で、色んな種類があります。
ビフィズス菌、フェカリス菌、ブルガリス菌、ラクトミンなどたくさんの種類があります。


  (ビフィズス菌)(ウィキペディアより)

 

(7) 乳酸菌の効果

乳酸菌を利用した食品は、古くから健康食品として利用されてきました。
乳酸菌生産物質の効果としては、血圧抑制、免疫力を調整しアトピー性湿疹の改善などがあります。
最近は子供のアトピーが増えてきてます。
そのこともあり、乳酸菌に注目が集まってきたと思います。

 

(8) まとめ

最近は健康のために乳酸菌入りの商品を購入する人が増えてきてます。
お味噌とか漬物とかキムチとか納豆とかチーズとかヨーグルトとかいろんな物があります。
アトピー性皮膚炎を抑えるために乳酸菌入り食品を購入される人も多くいると思います。
ストレスが増えてきたために、ストレスを軽減しようとしているのではないでしょうか。

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